VRAVEブレーキパッド「スポーツ」 (2003/10/08) (2004/2/11更新)


VRAVEというブランド名で出ているブレーキパッドを購入しました。
決め手は価格・・・だったりしますが、そこそこ評判もいいので試してみました。
以下、日記形式で、パーツインプレッションを掲載します。


(2003/10/4)

ブレーキバッドを購入しました。

今回買ったのはVRAVE(ブレイブ)というブランドのスポーツタイプです。これを選んだ理由は・・・ずばり価格です(汗。だって、他よりずいぶん安いんですもん。某チューニングショップ(普段お世話になっているところではないですが・・・)の掲示板でも、良い評価でしたし。

インプレについては、後日。


(2003/10/7)

ブレイブのブレーキパッド、今日取り付けました。(取り付けのレポートは近日掲載予定。)

第一印象ですが、ちょっと効きが甘いのかな?その方が却って、踏力の調整はしやすそうですが・・・。純正パッドであれほど効いてたABSがほとんど動作しなくなりました。パッドの前後バランスが変わって、前のめりになりにくくなったのかもですが・・・。

とりあえず、もうちょっと乗ってみて、様子を見てみます・・・。


(2003/10/8)

初期の効きに関しては、慣れて来たのか、パッドがローターと馴染んできたのか、あまり気にならなくなってきました。

一方、純正と比べて、ブレーキング時の姿勢がずいぶん変わったと感じました。
以前はかなり前のめりだったのが、パッド交換により、その感覚が少なく、何だか、シート面が下がるような感覚になりました。

やはり、ブレーキの効きの配分が、純正パッドよりリアよりになっているようです。ABS が動作しにくくなったのは、このせいかも。踏力は以前より必要ですが、ここ一番でもしっかり効いてくれるようです。

昨日の印象よりはずっといい印象になってきてます。


(2003/10/26)

先日のSLY走行の際のインプレッションです。走行中は、特に最終コーナーでABSの動作が少なくなっているように思いました。やはり前後のブレーキ配分の変化が影響しているようです。つんのめる感じがないので、ブレーキングの恐怖感も少なくなるように思います。

また、第4コーナーや10Rでは、ブレーキを残して、回転性を高める操作がやりやすいと感じました。
もちろん、コースへの習熟度が上がっているせいもあるので、一概には言えませんが、初期がマイルドで、奥で効く特性が良い方向に効いているのではないかと思います。

ここまでのまとめとしては、初期制動が高くないので、「ブレーキパッドを社外品に替えた」という満足感は得られにくいと思います。その一方で、ブレーキング姿勢やコントロール性の向上は確認できました。実質的な効果を求める向きにはお勧めできるかもしれません。また、ドライビングのスタイルで、合う、合わないがあるかと思います。

私自身は、価格も安いことですし、しばらくはこのパッドを使い続けてみようと思います。


(2003/11/10)

ブレーキダストについて、先日、洗車をしたときに気付いた点を追加します。

しばらく洗車してなかったんですが、かなりダストが出てました。特にフロントは真っ黒。
純正パッドより、多少多いように思いました。

が、びっくりしたのは、その後でした。
洗車場の高水圧ホースでホイールを一撃すると、あっという間にダストが吹っ飛んで、ホイールがきれいに。
まあ、びっくり。(笑

ダストの成分が、やわらかいというか、固着しにくいんでしょうね。
これなら、多少ブレーキダストが多くても、気になりません。
評価ポイントアップな出来事でした。


(2003/11/29)

筑波1000サーキット走行会での、減りに関するレポートです。

さすがにかなり減りが激しかったです。15分 x 4ヒートだったのですが、残り 4〜5mm くらいまで減りました。
走行前は7〜8mmはあったはずですが・・・。

まあ、SLYに比べて、筑波はブレーキングが厳しい、というのもあるかもしれません。
ただ、もう一回行くと、確実に止めを刺しそうです。

効き自体は良かったと思います。ただ、ホームストレートを抜けて、第一コーナーへのブレーキングでは、思いっきり踏みつけてもABS動作しませんでした。これは、ブレーキバランスが良くなり、前のめりの姿勢が解消されたせいだと思います。

あと、減速後、ブレーキングを残すときに、コントロール性があって、調整しやすいと感じました。


(2004/2/11)

先日、New NEOVAを装着して、再び筑波1000サーキット走行会に行ってきました。
ブレーキパッドはフロントだけを、新品に交換しました。

今回は、タイヤのグリップがかなり上がったせいか、ブレーキング能力に不満を感じてしまいました。
ホームストレートや、第2コーナーの後のフルブレーキングで、どうも制動力が足りないと感じました。
シートバックに背中を押し付けるくらい、目いっぱいブレーキペダルを踏み込んでも、ABSが動作するまでには程遠く、「もうちょっと効いてくれよー」という感覚になってしまいました。

実感として、P-7000クラスのタイヤであれば、また、街乗り&峠走行であれば十分使えるものの、NEOVAでサーキットを走るには、ちょっと制動力不足では、と感じました。
もしかしたら、ブレーキディスクの温度が、パッドの許容温度域よりも高くなってしまったのかもしれません。

あと、減りについてですが、フロントのパッドは、残り5mmくらいになってしまいました。次回のサーキット走行には、ちょっと使えません。(涙

今回は、自分でパッドを装着したため、何か作業的に不足していたことがあったのかもしれません。
また、4ポッドキャリパは開くことがある、という話を聞いたのですが、そうなのかもしれません。

ともあれ、残念ながら、今回はあまり良い印象にはなりませんでした。


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