レポート27 (2006/10/9) : 筑波本コースでびゅー!! (その1)
今回は、チーム・クレバーレーシングさん主催の筑波本コース(TC2000)走行会に参加してきました。
筑波本コース、初体験です。
当日の朝は、集合時間が10時だったので、7時半くらいに自宅を出て、途中の大黒PAのマクドナルドで朝マックするくらい余裕でした。本コースの走行会は楽々♪
で、現地には10時ぴったりに到着しました。当日の天気は快晴。
マシンコンディションを考えると、ちょっと良過ぎなくらいでした。
受付を済ませ、すぐに車両の準備を始めました。
ドラミも終え、しばらくすると、あっという間に走行時間が迫ってきました。走行会って、走行枠の間などにやることが結構あるので、短過ぎるとかえってきついですね。だいたい、一時間くらいあると、ちょうどいいと感じました。
ちなみに、コースはこんな感じ。快晴でした。
で、ついに初走行、一本目。コースインして、すぐ前の車について行きます・・・が、ついていけない(笑。えーっと、まず、ブレーキングの具合がまったく分かりませんでした。ブレーキング開始時の速度がTC1000などのミニサーキットとはぜんぜん違うので、ブレーキングがぜんぜん出来てない、という状態になってしまいました。
あと、第二ヘアピンを立ち上がってからが遅い遅い。メーター読みで、160Km/h辺りが精一杯です。リミッターカットなんて、ぜんぜん必要じゃないです。ただ、これは、車のパワーの問題だけじゃなくて、第二ヘアピンのアプローチの仕方を考えないといけないようです。ちなみに、今回は、かなりインべたに入って、面で回り込む感じにしました。もっと、アウトからでも良かったかも。
あと、ダンロップコーナーで、やたら車の動きが速い、というかテールハッピーな挙動に悩まされました。これは、空気圧が予想以上に上がってしまったため。ちなみに、空気圧の設定は、F/Rともに1.7。ブレーキングが1000よりもハードなせいで、ちょっと高すぎたようでした。その後、二本目では、修正して走りました。
それと、全開走行すると、三週目くらいでブレーキが奥に入ってしまうという症状が出始めました。これが、うわさに聞くベーパーロック?もしくは、ハブの症状が出ているのかもしれません。一度、第二ヘアピンで思わず外に出そうになってしまいました。TC1000だと、ぜんぜん問題ないんですけどねー。これは、クーリング・ラップを2〜3週ごとに入れることで、対策しました。というか、せざるを得ませんでした。
一本目のベストラップは1分9秒737。目標タイムには遠く及ばないものの、何とか、10秒は切ることが出来ました。同じクラスにはランサー、GTRが多くを占めていたんですが、その中で26台中12位ということで、まずまずかな、というタイムでした。けど、何と言っても、裏ストレートが遅い。(涙
で、次に二本目ですが、その前にちょっとした事件が。自車の近くをぼけーっと歩いていると、何だか「しゅー」という音が(汗。「もしや」と思い、チェックしていたら、左リアのホイールのバルブから空気漏れがしてるじゃないですか!!・・・実は、前からそういう兆候があったので、それほど驚きはしなかったのですが。ただ、このまま走っていたら、確実に、スローパンクチャー→タイヤバーストでした。危ない危ない。
ということで、中のバルブをいじって、空気が漏れてこないのを確認してから、再度空気注入〜♪空気圧を元に戻しました。ちなみに、このときは、冷間でF:1.8,
R:1.65としました。フロントは高めですが、このときまだホイールはかなり熱かったので、これくらいにしておきました。
ということで、二本目突入。一本目の反省から、ブレーキングをがんばってみました。ブレーキングをがんばる場所は、第一コーナー、第一ヘアピン、それと第二ヘアピンです。全部できっちり頑張れてるラップがどれくらいあるか微妙ですが、揃うとそれなりにいい感じで走れます。
あと、空気圧の調整は、効果が大きかったです。ダンロップ下でも姿勢が変に乱れないし、ブレーキング、コーナリング、ともにかなり限界が上がった気がしました。・・・が、結果タイムを見るとそーでもないかも。気のせいか、限界が上がった分を生かしきれてないか、のどちらかですね。
一本目の反省を生かして、クーリングラップもまめに入れて、ブレーキのフィーリングを確保しながら走りました。周回中はタイムが分からないので、がむしゃらに走るしかなかったんですが、後でタイムチャートを見ると、コンスタントに1分9秒台で走れているようでした。
ベストラップは1分9秒115。目標タイムから言えばだめだめですが、まあ、今回はこんなものでしょう。
走行後は、へろへろになりながら後片付けをして、帰路に着きました。帰るころには、回りはほとんどいなかったな・・・(汗。帰りは、ブレーキがふかふかになってしまって、まじで怖かったです。すぐエア抜きしなきゃ。
今回、初めての筑波本コース走行となったのですが、ミニサーキットにはない魅力があって、とても楽しかったです。特にブレーキング。あれだけしっかりブレーキングが必要なコーナーはTC1000では少ないので、いい勉強になりました。
イメージ的には、TC1000では、コーナリングの仕方を重視して走っていたんですが、TC2000では、ブレーキングをどれだけ短く、効果的に出来るか、を重視しなきゃと思いました。コーナリングを頑張る、というようなコーナーは、今回はほとんどありませんでした。というか、まだ、攻略不足ですね。
反省点としては、まずは、ブレーキング。しっかりやるってことと、事前のエア抜きをしっかりやっておくということですね。ブレーキングは、Sタイヤ+GLAD
CZの組み合わせだと、相当踏んであげないと利かないと思いました。正直、初めて、ZR-1とかのいいパッドが欲しいと思いました。
あと、今回は、それぞれのコーナーを単一でしか見ることが出来なかったのがマイナスでした。もっと、第一コーナー〜第一ヘアピンとか、第一ヘアピン〜ダンロップ下〜80Rまで、さらには、第二コーナーから裏ストレートにかけての脱出ラインとかをしっかりイメージしないといけないなと思いました。特に、第一コーナーから、第一ヘアピンの間では、アクセルを抜いてた時間帯がありましたしね。
後は最終コーナーの見極め。ここでは恐怖心が先に立ってしまって、タイヤのグリップ限界を使って回ることが出来ませんでした。ブレーキングをもっと奥に取るとか、工夫をしないといけないなーと思いました。
けどまあ、初めての本コースを体験して、今までとは違ういろんな体験が出来たのが良かったです。特にブレーキングの大切さを、身にしみて感じたのは、今回が初めてです。あまり期間を空けると、今回の感覚が失われそうなので、近いうちに、また走りに行きたいと思います。
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