レポート18 (2005/3/23) : またまた雨のTC1000。
今回、またまた、ザウィオートスタジオさん主催のTC1000走行会に参加してきました。
前回のTC1000は、台風直撃のヘビーウェットだったので、今回は是非ドライで、と意気込んでいたのですが・・・やっぱり雨でした。誰だよ雨男はー・・・(泣。なので、ベストラップ更新はありませんでしたが、雨なりにかなり楽しく走れました。
朝5時半に、今回サーキット走行デビュー戦GREAT☆ONEさんと大黒PAに待ち合わせて出発しました。仕事では、こんなに早く起きることはきっとないなあ・・・。
会場には予定よりも早く、7時10分くらいには着いてしまったのですが、それでも既にたくさんの参加者が到着していました。みんな熱心だねー。否が応でも盛り上がってきます。
今回の参加車両紹介。
GREAT☆ONEさんのフリーダム号。満を持してのサーキット走行デビューです。
当初は謙遜されて「1分切れれば」とおっしゃっていましたが、コース上に出れば、
うーん、やっぱり男の子ですね。コースアウトするほど果敢に攻めておられました。
Tomさん号。10月と比べると速く、上手くなったよねー。
1コーナーの進入とか、5コーナーの立ち上がりとか、別人といっていいくらいです。
雰囲気も出てますし、まだまだ速くなりそうです。
そしていつものくわっち号。ぼけーっとしていてぶつけた左フロントフェンダーが痛々しいです。
タイヤだけは、気合いを入れてNewネオバです。
で、いよいよコースインです。
足の設定ですが、今回は、F/Rともに2.5回転戻しで走りました。リアスタビは中間位置です。前回の雨の走行で、減衰調整についてはある程度いいところが分かっていたので、今回は、このあたりは全く変更しないで走りました。エア圧は、冷間で前後1.9でスタートしました。
1ヒート目は、雨も降っておらず、また、一つ前のクラスの走行で路面がかなり渇き気味でした。スキール音も結構聞こえる状態でグリップ間もしっかりありました。ところどころ濡れており、1ヒート目ということで、少し抑え気味に走りました。これが後々響くとは・・・。
タイムは46.373。クラス4位、総合9位でした。
で、1ヒート目の走行が終わってまったりしていると、「・・・ん、雨!?」そう、ついに降り出してしまいました。もうちょっと持つと思ったのに・・・。結局、雨は降り続き、1ヒート目がもっともコンディションの良いセッションとなってしまいました。このセッションで結果を出せなかったのが、本当に悔やまれます。(涙
で、まあ、そう言っていても仕方がないので、気を取り直して2ヒート目に臨みました。
雨ということで基準があいまいになり、ともするとただ走っているだけになってしまいそうだったので、他の走行車両との相対的なタイムを上げていくことを目標に走ることにしました。
なお、このセッションから、タイヤの空気圧をさらに落として、冷間1.8で走りました。
結構効果がありました。
1ヒート目の走行である程度ネオバにも慣れ、速度域も高くなっていたところに雨だったので、滑りまくりながらの走行となりました。10月の走行会で雨にも慣れていたので、今回は、ところどころ横滑りしながら、思い切って走ることが出来ました。滑り始めてからのステアリング操作もだいぶスムーズになってきたと思います。
結果、タイムは47.293。クラス1位、総合でも1位を取ることができました。やった!
3コーナー(第1ヘアピン)でのブレーキング。
最終コーナーへのアプローチ。微妙にドリフトしてます。本人にその意識はありません。(笑
Tomさんもがんばって走ってました。同じく雨になってからはクラス1〜2位を堅守。
安定した走りで、他の参加者さんからも、高く評価されていました。
いや、本当に速くなりましたよ。走行中の走りを見ていても、他と際立っていました。
下の写真を見ても、コーナリング中の車の姿勢が、ほんとに良くなってます。
3ヒート目も、相変わらず雨、しかも気温がかなり低下する中で、何とかタイムアップを図りました。コーナー進入時の姿勢を上手く決めてアクセルを出来るだけ高い位置から踏めるように心がけました。
その結果、若干のタイム更新、47.231。クラス1位、総合2位でした。
最後、4ヒート目は、雨で体が冷えるし、雨も強くなるしで、コンディションは悪くなってきましたが、それでも気合いを入れ直してプッシュしました。直前に、プロドライバー、石川選手にくわっち号を同乗走行してもらい、4、5コーナーのラインが全く違うことが分かりました。その新しく学んだラインでトライしました。なるほど、今までの窮屈なラインと違い、5コーナーの脱出速度が速くなることが分かりました。ただ、その前の4コーナーで速度を落とし過ぎるせいか、タイムにはそれほど直結しませんでした。この辺りはさらに改善が必要のようです。
結局タイムは48.193。クラス1位、総合2位のままでした。
相対的なタイムで見れば、ラインが変わった効果はあったようにも思えます。
GREAT☆ONEさんも、初めてのサーキット走行にもかかわらず、かなり果敢に走っておられました。
条件が悪くなる中、ヒート毎にタイムを更新して、どんどん速くなってきました。
デビュー戦は大成功ですね。
結局、ドライでの走行はかなわなかったものの、雨の中で思いっきり走れたので、満足感の大きい走行会になりました。1ヒート目でもうちょっとプッシュできていればよかったんですが・・・。やっぱり、次回はドライで走りたいです。